ガバペンチンは抗てんかん薬であり、他の薬剤と併用して部分発作の予防と抑制に使用されます。ガバペンチン300mgは、帯状疱疹後神経痛の疼痛緩和にも用いられます。
ガバペンチンは、糖尿病性神経障害、末梢神経障害、三叉神経痛、レストレスレッグス症候群などの神経障害性疼痛にも効果があります。
ガバペンチンの剤形と容量
ガバペンチンには、以下のような剤形と容量があります。
- カプセル：100mg、300mg、400mg
- 錠剤：300mg、600mg、800mg
- 経口液：250mg/5ml
- 徐放錠：300mg、600mg
適切な剤形と容量は、病状と医師の指示によって決定されます。
ガバペンチン300mgの成人用量
ガバペンチン300mgの用量は、病状によって異なります。例えば、
- てんかん: 初期用量は通常300mg/日であり、維持用量として900～1800mg/日を3回に分けて服用します。
- 帯状疱疹後神経痛: 初期用量は300mg/日であり、維持用量として900～1800mg/日を3回に分けて服用します。
- レストレスレッグス症候群: 通常、徐放錠600mg/日を夕食と共に午後5時頃に服用します。
腎機能障害のある患者は、クレアチニンクリアランスに基づいて用量を調整する必要があります。高齢者も腎機能の低下により、低用量から開始することが推奨されます。
ガバペンチン300mgの服用方法
- 医師の指示に従って、食前または食後に服用してください。
- 錠剤は水で服用し、噛み砕いたり、すり潰したりしないでください。
- 血中濃度を安定させるため、服用間隔を均等に保ってください。
- 医師の指示なしに、用量を増減したり、服用を中止しないでください。
ガバペンチン300mgの副作用
ガバペンチン300mgの一般的な副作用には、めまい、眠気、倦怠感、吐き気、下痢、便秘、かすみ目、頭痛、口渇などがあります。
重篤な副作用はまれですが、発疹、呼吸困難、顔、唇、舌、または喉の腫れ、痙攣の増加、発熱、リンパ節腫脹、筋肉痛、黄疸、胸痛、呼吸困難、気分または行動の変化などが発生した場合は、直ちに医師の診察を受けてください。
ガバペンチン300mg服用時の注意点
- ガバペンチンまたはその成分にアレルギーがある場合は、医師に相談してください。
- 現在服用中のすべての薬（処方薬、市販薬、サプリメントを含む）について医師に伝えてください。
- 妊娠中または授乳中の女性は、ガバペンチンの服用について医師に相談してください。
- ガバペンチン服用中は、アルコールを摂取しないでください。
- 薬の影響が理解できるまで、車の運転や機械の操作は避けてください。
ガバペンチン300mgの保管方法
ガバペンチンは室温で、湿気と直射日光を避けて保管してください。子供やペットの手の届かない場所に保管してください。
